パテは補修する部位や症状に応じて使い分けましょう。

ボディ用パテ

厚づけパテ

直径10cmまで/深さ20mm以内

鉄板との密着性が良く、乾燥しても収縮によるチヂミ(肉やせ)がほとんどありません。凹み補修の定番アイテムです。

うすづけパテ

線キズ・小キズ 厚づけパテ研磨後の気泡 深さ2mm以内

厚づけパテを研磨した後にできる気泡を埋めるときに使います。また線キズなどごく浅いキズを埋める際にも便利です。

乾燥後は全体にチヂミ(肉やせ)が出るので、深い凹みキズには不向きです。

超軽量パテ

直径20cmまで/深さ30mm以内

パテにマイクロバルーン(超軽量球)を配合し、厚塗りしても自重で垂れることがありません。深くて大きい凹みの土台として使用します。

単独では使用できません。仕上げには必ず厚づけパテを上に塗る必要があります。

ねんどパテ

複雑な曲面・細部

ねんど細工のように手で自由な成形ができるので厚づけパテが使えない複雑な形状部分や局面に最適。初めてパテ補修を行うビギナーにも扱いやすくなっています。

バンパー用パテ

バンパーパテ

広範囲・長いキズ

樹脂素材への密着性・柔軟性に優れたバンパー専用のパテ。パテ埋めする前に必ずバンパープライマーのスプレーが必要です。

バンパー用ねんどパテ

深くえぐれた穴状のキズ

樹脂バンパーの深いキズや穴、曲面を出したいところに便利な、ねんど状のバンパー専用パテ。パテ埋めする前に必ずバンパープライマーのスプレーが必要です。

マフラー用パテ

マフラーパテ

20mm未満の穴・亀裂

20mm未満のマフラーの穴・亀裂を補修するマフラー専用パテ。マフラーは低くても100℃以上の高温にさらされるため、普通のパテでは溶けてしまいます。

マフラー用ねんどパテ

20mm未満の穴・亀裂

20mm以上のマフラーの大きな穴・亀裂を補修する、ねんど状のマフラー専用パテ。マフラーは低くても100℃以上の高温にさらされるため、普通のパテでは溶けてしまいます。大きな穴・亀裂の場合はねんど状のものが便利です。

特殊なパテ

FRP 強化パテ

鉄の約5倍のひっぱり強度を持ち、強い圧力や衝撃の強い場所を埋めるのに適しています。ボディはもちろんエアロパーツ補修にもピッタリで、削りやすく使いやすいパテです。

グラスファイバーパテ

ガラス繊維配合で耐振性がアップし、エアロパーツ補修に適したなパテです。

仕上げには厚づけパテが必要です。

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