「PEUGEOT-106(プジョー:106)」のブラックパーツのツヤを再生する(前編)
みなさん、こんにちは。
前回はボディの経年劣化によるダメージの再生を行いました。
今回はこのブラックパーツ(未塗装樹脂)のツヤの再生を行っていきたいと思います。
車にとってブラックパーツは、全体のデザインのアクセントとなり非常に重要な存在になります。
ただ、紫外線等によるダメージを受け、年月の経過と共に、気が付くと白く劣化してしまい、車のイメージはどことなくぼやっとした、古びたイメージになってしまいます。今回の「PEUGEOT-106」も19年という年月とともに、ブラックパーツがすっかり白化してしまい、全体的に古い印象を与えてしまっています。
フロントバンパー部分や
ドアミラーの部分
テールバンパーの未塗装樹脂パーツも、このようにかなり白化して古っぽくなってしまっております・・・
今回、すっかり古ぼけてしまった「PEUGEOT-106」のブラックパーツを新車時の様な深い黒ツヤに再生すべく、こちらの製品「99工房モドシ隊」シリーズから、『99工房モドシ隊 ゴム&未塗装樹脂光沢復活剤』を使用します!
こちらの製品は、経年劣化などで白化してしまった未塗装樹脂やゴム素材に対して、塗るだけで黒々とした艶を蘇らせる光沢復活コーティング剤になります。大気反応型のFLEX硬化被膜が、古ぼけてしまったブラックパーツの黒艶・質感を復活させ、なんと約6か月にわたり再白化を防止させるアイテムとなります。
また、従来の同効果製品と大きく異なり、その名の通り、硬質の未塗装樹脂パーツだけにとどまらず、ゴムパーツやルーフモール、ウェザーストリップなどの柔軟素材・軟質樹脂パーツにもコーティング膜が割れることなく使えます。今回から2回にわたって、“硬質樹脂”と“ゴム・軟質樹脂”の光沢を復活させていきたいと考えております。
では早速使っていきたいと思います。 まずは付属のシリコンオフシートで施工箇所を拭き上げ、油分、汚れを除去します。
脱脂作業完了後、コート剤を塗りこんでいきますが、今回は硬質の樹脂パーツの再生を行うので、製品に付属されている黒色の「硬質樹脂用スポンジ」を使用します。「硬質樹脂用スポンジ」を切り離し、黒いスポンジ面にコート剤を適量染み込ませます。
塗り込むと色が濃くなっていくのがわかりますので、塗り残しの無いよう、しっかりと均一に塗り広げていきます。
5分程度乾燥させてから乾いた布で余剰成分を拭き上げ、仕上げます。
いかがでしょうか。みごとに深い黒ツヤが復活しました。
後ろから撮影した写真がこちら。 ハッキリと施工部分と未施工部分とで分かれているのがわかります。
次に同じくドアミラーの未塗装樹脂部分にも塗っていきます。
先ほどと同様に、シリコンオフシートで油分を取った後、コート剤を塗り込んで
拭き取った後のカットです。いかがでしょうか。
ブラックパーツの光沢が復活し、引き締まった印象になりました。
やはりブラックパーツは黒さを保つことで、車全体が全体に引き締まって見え、それだけでも格好良く見えるものですね。
なお、今回、フロントの未塗装樹脂バンパーはこのように
そのままにしております。こちらもボンネット同様、に「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2017」にて実際にデモンストレーションを行い、再生させていきたいと考えております。
次回は、ゴムパーツや軟質樹脂パーツの光沢復活を行いますので、ご期待ください。
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