「NISSAN-PAO(日産:パオ)」をタッチアップ塗装でキズを目立たなくする
こんにちは。「レトロカー再生への道」のパオ篇もそろそろと本格的な“補修”作業に入ろうとしております。
その前に、リアの小さなサビキズを見つけたため、せっかくパオの塗装用のカラーも準備した!ということで、今回は遠目から見たらわからない程度のレベルのカンタンなキズ隠し、『タッチアップペン』を使った塗装補修をしたいと思います。
こちらのリアトランクの扉の境目。
塗装の欠けた部分から少しサビが発生しています。
今回は、これ以上サビが発生しないよう、サビを除去した上で塗装していきたいと思います。
まずはサビ落としからです。今回使うのは、クリームタイプの車用のサビ落とし剤。
『サビ取りクリーム』です。
クリームタイプの一番の良い所は、何と言っても使いやすさかなと思います。
こんな風にサビに直接クリームを付けるので、手が汚れないですし、
ご覧いただくとわかりやすいのですが、垂直面でもこんな風にサビに留まってくれて、放置していても液剤のように垂れる心配がない!
そして、塗って乾かして拭き取るだけなので、表面が乾いてきたら拭き取るタイミング。
あとは、キレイなタオルやクロスで拭き取ります。
赤茶色のサビはキレイに落とすことができ、素地の黒い金属が見えました。
あとはこの金属部分から再度サビが発生しないように、『タッチアップペン』で塗装していくだけです。
『シリコンオフ300』を使って、塗装する部分を脱脂していきます。脱脂作業は補修作業の中で重要な工程なので、忘れないようにしてくださいね。
スプレーした後、キレイなウエスで拭き取れば脱脂は完了です。
登場するのが、パオのボディカラーの『タッチアップペン』。
「99工房」シリーズを使ったことがある方なら、お気づきかと思いますが、通常の『タッチアップペン』のパッケージとは少し違いますね。
実はパオのブルーグレーのボディカラーは、定番色ではないのです。
ですが、特注色として製作できますので同じカラーのパオに乗っているみなさん、ご安心くださいね。
『オーダーショップタッチアップペイント』のボトルをまずはよく振ります。カチカチ、と音をさせながら上下に50回ほどよく振って、塗料をしっかり混ぜます。
キャップを回して外したらそのままキズを塗るだけ。基本はこれだけです。チョンチョンと薄く塗っていきます。
一度塗りでこのような感じになり、黒い金属は見えなくなりました!
さらに薄く2度塗りしていきます。
せっかくなので周辺の塗装が欠けている部分にも塗っておきます。
こんな感じで完成!
私の塗り方があまり上手でないところもありまして、少し塗り重ねすぎてしまった部分もありますが、元々の状態はこのような状態でしたので、目立つキズは隠せたのではないかなと思います。
なにより、サビを取り、塗装を行うことでサビの進行を止め、再発生を抑えることができたので、今回の補修の目的は達成できました!
次回は、さらに手強そうなキズを塗装でしっかり補修する作業に入ります!是非お楽しみに。
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初めてでもできる!キズの程度に応じて愛車のDIY補修にぜひチャレンジしてみてください。
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