NISSAN / PAO Vol.9

「NISSAN-PAO(日産:パオ)」のブラックパーツのツヤを再生する

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みなさん、こんにちは。
前回は、コンパウンドで塗装を磨いてキレイにするという作業を行いました。
今回はブラックパーツ(未塗装樹脂、ゴム、ルーフモール)のツヤの再生を行っていきたいと思います。自動車にはブラックパーツは欠かせないもので、車の印象を決める重要なパーツですよね。
これまでの「PEUGEOT-106」や「FIAT-PANDA」もそうでしたが、「NISSAN-PAO(日産:パオ)」のように30年以上も経過した車のブラックパーツでは白く劣化した様子が見られました。
原因は紫外線、気温上昇による熱の影響や、雨による汚れなど…残念ながらどうしてもレトロカーでは避けられないものです。そして、ここが白くなっていると見た目があまりよくない…ということで、定期的にメンテしておくこともおすすめのパーツです。

今日の主なタスクはこちら。

●白化した未塗装樹脂パーツの光沢を復活させる
●白化したゴムのパーツの光沢を復活させる

今日のテーマにはやはりこれしかない、ということで『99工房モドシ隊 ゴム&未塗装樹脂光沢復活剤』を使います。
99工房モドシ隊 ゴム&未塗装樹脂光沢復活剤』は、大気反応型のFlex硬化被膜で黒艶・質感が復活するアイテムでその効果は約6か月。大体半年を目安に塗り直していただくと常に黒々としたブラックパーツのツヤがキープできます。

99工房モドシ隊 ゴム&未塗装樹脂光沢復活剤』の一番ポイントと言えるのは、硬質の未塗装樹脂だけでなく、ゴムパーツやルーフモール、ウェザーストリップなどの柔軟素材・軟質樹脂パーツにも使える点です。

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また、『99工房モドシ隊 ゴム&未塗装樹脂光沢復活剤』には、コート剤のほか、硬質樹脂用スポンジ、軟質樹脂用スポンジ、脱脂用のシリコンオフシート(3枚入り)、手指保護用の使い捨て手袋も付いていて初心者でも手軽にトライしやすい便利なキットです。

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リア部分には全面開放できるウインドウがついているなど、とてもおしゃれで印象的なパオ。その分、ブラックパーツは多いイメージ。特に劣化が気になった部分は、まずリアのウインドウ周り。

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開閉するために取っ手がついていますがここが未塗装樹脂でかなり白化しています。そして、すぐ下にはすっかりくたびれたゴムパーツ。

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そして、昔懐かしい三角窓がついたサイドウインドウ周り。

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よく見ると・・・ご覧ください。“ブラック”パーツではなく、“グレー”パーツか?というくらいの状態です。

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リアの取っ手部分の未塗装樹脂から作業をスタート。
まずは「シリコンオフシート」で脱脂を行います。「シリコンオフシート」は付属されていますので、別途、脱脂剤を準備しなくていい点、あとは、シートタイプで飛び散りを気にすることなく使える点も良い感じです。

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脱脂の次は、長い方のスポンジ(硬質樹脂用スポンジ)の黒い面にコート剤を付けていきます。
手指保護用の手袋はスポンジを持つ側(利き手)につけておくとよいと思います。

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スポンジに液をつけたら、あとは塗っていくだけ。
ブラックパーツはバンパーやカウルトップ、タイヤハウス周りなど面積が広い部分も多いですが、このスポンジの形が絶妙でちょうど良い塗りやすさです。

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一度塗っただけで、明らかにツヤがよみがえったことがわかります。

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塗り込んでから5分ほど乾燥させたあと、付属の拭き上げシートで拭き上げれば作業は完了です。

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どうでしょうか!この簡単さでこの仕上がり!

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今度は、周囲のゴムパーツを作業していきます。先ほどと同様、「シリコンオフシート」で脱脂をした後に、今度は四角い形状のスポンジ(軟質樹脂用スポンジ)を使ってコート剤を塗り込んでいきます。

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ゴムパーツは未塗装樹脂と違い、一度塗っただけではすぐに染み込んでしまい、あまり黒さを感じられないので、何度も塗り込むのがコツです。

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最後に拭き上げ用シートで拭き上げて完了!

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このような感じでツヤがよみがえりました!

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Beforeがこちらで

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Afterはこちら。

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特に取っ手の未塗装樹脂パーツは一目瞭然です。
完全硬化には1日程度必要となりますので、施工後24時間は触ったり濡らしたりしないように注意です。(突然の雨降りには要注意です!)

続いて、三角窓のあるサイドウインドウのモールも同じ手順で施工いきます。

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ザラザラして劣化の激しいモール。Beforeがこちらで

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Afterがこちら。光沢が出たことによって、ヤレた感じは若干マシになったように見えるようになったと思います!

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サイドウインドウのゴムパーツ、モールも遠目で見てもパキッと黒くなっていることがわかります!
フロントウインドウのモールなど、全体を仕上げて作業は終了。

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SUVなど最近の車にも、ブラックパーツが多く採用されている車も多いですよね。

レトロカーに限らず、未塗装樹脂パーツやゴム、モールなどは定期的にケアして、黒いツヤや光沢を与えておくことで、車全体がパキッとしてよりキレイに見えて、印象は確実に変わってきます。
ぜひ塗るだけで手軽にブラックパーツのツヤや光沢を復活させることができる『99工房モドシ隊 ゴム&未塗装樹脂光沢復活剤』を試してみてくださいね。

それでは次回もお楽しみに。
 

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