「FIAT-PANDA(フィアット:パンダ)」の車内をクリーニングする
みなさん、こんにちは。
ここまでは20年前の「FIAT-PANDA(フィアット:パンダ)」の外装メンテナンス・補修を実施してきました。外装についても目途が見えてきましたので、そろそろ内装のお手入れをスタートさせたいと思います。
ちなみに皆さん、「内装のお手入れ」なさっていますか?
車に乗っている際、常に身体が触れている部分であり、呼吸をしている空間です。家族お出かけの方は、車内で食事をしたり、飲み物を飲んだりくつろぎの空間でもありますね。
気付いていないかもしれませんが、車のシートも、ダッシュボードもいろいろな汚れが付着しています。特に布製のシートはさまざまなニオイも吸収する、喫煙車やペットを乗せておられるクルマではそういったことになることも多いようです。
これからの冬ドライブでは閉め切った状態で運転することも多いため、「FIAT-PANDA」も車内クリーニングをして快適な車内空間を作ってみたいと思います。
まずは、布シートから。
使用する商品は補修商品ではありませんが、ソフト99『布シート&マットクリーナー400』。
ハンドトリガータイプの商品なので、広い範囲への使用も大変使い勝手が良い商品です。クリーニングすると同時に、布シートの消臭をするとともに、抗菌効果も発揮します。
それでは早速使用してみます。
布シートから15~20センチ離してスプレーします。すぐに付属のクリーナーブラシで軽くブラッシングします。
ブラッシングした箇所の汚れが洗浄され、汚れが混ざった泡が出てきました。キレイなタオルで、シートに残っている液剤と汚れをしっかり拭き取ってください。
こちらが「FIAT:PANDA(フィアット:パンダ)」の運転席シートを拭き上げたタオルです。
びっくりするほど汚れていました。さすがに、20年の歳月の長さを感じます。見た目には分からなくても、車のシートは意外に汚れているものです。座面、背面、あとは後部座席もしっかりクリーニングしておきました。
『布シート&マットクリーナー400』が爽やかなミントの香りがするということもありますが、車内全体も清涼感のあるスッキリした印象です。もちろん布シートの柄も、鮮やかになりました。
シート全体のクリーニングは完了しましたが、後部座席に気になるシミが見つかりました。
『布シート&マットクリーナー400』では落ち切れなかった、飲み食いした際にでも付着した黒っぽいシミ汚れのようです。ここまでキレイにした布シートですので、このシミ汚れも除去したいものです。
そこで、今回ご案内するのがこちらの商品。
またもや、近日発売予定の新製品なのですが、布シートに付着した様々なシミ汚れを除去するための商品です。一般的には、布に付着したシミを落とす際は、表側から水や洗浄剤を含ませた布でたたきながら、裏側の当て布にシミの汚れを移して落とすという方法となりますが、自動車の布シートは裏側に当て布をして汚れを落とすことができません。
こちらの新製品は、新しく開発しました六角形型の専用スポンジにより、洗えない布シートをなんと“洗濯”と同じような工程、つまり①洗浄②すすぎ③脱水の3工程で表面へのシミ抜き作業を終えることができるのです。
Vol.9のゴム・未塗装樹脂の光沢復活剤の際と同様、貴重なサンプルを入手できましたので、一足先に皆様にご案内したいと思います。
それでは、①洗浄の工程をスタート。まずは、こちらの六角形のスポンジを一旦水に浸して、やわらかくします。
最初に使用する際はやわらかい状態ですが、一度使用して保管した状態の時は、このスポンジ固くなってしまっていますので、水に浸してやわらかくしたのち、ギュッと絞っておきましょう。
続いて、スポンジの1面に洗浄液を5滴ほど取ります。
シミの外側から、徐々に中心に向かってスポンジでたたき、洗浄液と汚れをなじませます。
洗浄液が効きはじめ、徐々にシミが薄くなったようです。
次に②すすぎ の工程です。六角形のスポンジの別の新しい面で、シミの外側から中心に向かってたたくようにして、汚れをスポンジに吸収させてください。
どんどん新しい面に切り替え、汚れをできるだけ吸収させてください。汚れを吸収すれば、こんな感じでスポンジは汚れてきます。
そして最終工程の③脱水 工程です。六角形の最も広い面を使って、布シートに残っている洗浄液を吸収させてください。
たたくというよりは、ギュッとおさえるようにすると、洗浄液を吸い込みます。
これで完成です。
気になったシミがほぼ分からなくなりました。もし、この段階でシミが気になるようでしたら、同じ作業を繰り返してみてください。こちらのシミ取り商品、最近で多くなった車内での食べこぼし系の汚れ、例えば、ケチャップ、チョコ、コーヒー、ジュースなどの汚れにも効果的な製品です。
こちらの製品もまだ発売前の新製品なので、お使いいただくにはもう少し時間がかかりますが、発売を楽しみにお待ちくださいませ。
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