「FIAT-PANDA(フィアット:パンダ)」のブラックパーツのツヤを再生する 後編
みなさん、こんにちは。
2回にわたりお伝えしています“ブラックパーツのツヤ再生”。今回は後編として、前編とは異なる部分でのツヤ再生をご紹介します。前回もお伝えしましたとおり、車には黒いパーツが多く使われています。私たちの「FIAT-PANDA(フィアット:パンダ)」では“カウルトップパーツ”以外にも、
サイドミラー
サイドモール
もちろん前後のバンパーも未塗装樹脂と、多くのパーツで使われています。さらに、素材は変わりますがフロントガラスを固定しているフロントガラスモールも、ゴム製ですがブラックパーツです。
どの部分を見ましても経年劣化で白化しツヤがひけ、汚れものっているようで、なんとかキレイな黒を引き出したいものです。
今回ご紹介する商品がこちら。
商品パッケージがない、のっぺらぼうのボトルデザイン。なんとこちら近日発売を予定しています新製品です。この商品、未塗装樹脂やゴムの光沢を復活させるアイテムなのですが、単なるツヤ出し剤ではありません。塗り込むだけで、ガラス状の被膜として固まる反応硬化型のコート剤なので、一度のシャンプー洗車などで落ちてしまうことがない耐久力のある被膜です。
ソフト99では『ナノハード』という白化・白アセした未塗装樹脂表面に使用する商品を販売していますが、この新製品がすごいのは、未塗装樹脂はもちろん、ゴムや柔軟樹脂素材にも割れることなく使用できるという点です。
今回は貴重なサンプルを使用しまして、数多くのブラックパーツのツヤ再生を進めてまいります。前置きは長くなりましたが、使い方はとても簡単。サイドミラーからスタートです。
まずは付属しているシリコンオフシート。
袋から取り出し、
コート剤を塗布予定の対象面を拭きあげ、
油分や汚れをしっかり除去しておきます。
続いてコート剤を塗布していきます。樹脂部分に塗る際は付属のこちらのスポンジをひとつ切り離して使用します。 黒いスポンジ面に適量取り
薄く均一に塗り広げます。
かなり樹脂が劣化していますので、液剤がどんどん吸われる感じです。黒さがしっかり残るよう塗り広げた後、約5分乾燥させて乾いたキレイな綿タオルなどで表面のムラをならすように軽く拭き上げます。
これで完成です。
施工前と比較したら一目瞭然。黒が引き立つツヤ光沢感のある仕上げとなりました。同様に周辺の未塗装樹脂パーツへもコートして、全体がぐっと引き締まった仕上がりとなりました。
それでは、皆様お待ち兼ねのゴム部分へのコーティングを行います。こちらのフロントガラスモールです。
表面の汚れも気になりますし、黒いツヤ感が失われています。こちらも未塗装樹脂の時と同様にシリコンオフシートでまずは汚れ・油分を除去。
続いて、こちら軟質素材塗布専用のスポンジに液剤を適量取り
塗っていきます。
ヒト塗りするだけで、驚くほどツヤが上がりました。が、経年劣化しているゴムですので、液剤を吸い込んでツヤが落ちてしまいます。吸い込みが止まるまで、乾燥させながらしっかり塗り重ねて完了です。5分程度乾燥させ、乾いたキレイなタオルでならすように拭き上げます。
完成です。
黒い部分が多い、フロント周りがぐっと引き締まったように見えます。合わせて、その他ブラックパーツ部分もまとめて施工しました。
サイドモールも、使用前
使用後
キーホール周りも、使用前
使用後
「FIAT-PANDA(フィアット:パンダ)」の黒さを取り戻すことができました。硬化被膜ですので、約6ヶ月は黒さを維持することができます。
こちらの商品もワンステップで使用できるお手軽な補修用品です。ほんのひと手間で愛車が違って見えること請け合いです。
まだ発売前の新製品ということで、「欲しい!」とお思いのお客様にはご迷惑をおかけしますが、発売を楽しみに待ちくださいませ。
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